社会福祉法人 長泉町社会福祉協議会

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社会福祉協議会とは

ごあいさつ

平素は長泉町社会福祉協議会にご支援、ご協力いただきありがとうございます。

現在、核家族化が進むなかで、身近な地域の結びつきの希薄化や高齢者(世帯)の孤立化、子育ての悩み、災害時の対応、障がいのある方への支援など住民生活の身近なところで様々な福祉課題が生じてきております。

このような状況の中、本会では第6次長泉町地域福祉活動計画の基本理念に掲げる「いきいきとした暮らしを支える 優しい ながいずみ」の実現のため、地域福祉の推進・調整役となる社会福祉協議会として職員一丸となり地域や関係団体の皆様と連携し地域福祉の推進に努めてまいります。

今後も一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。

令和7年6月25日
社会福祉法人
長泉町社会福祉協議会
会長 芹澤 和代
長泉町社会福祉協議会会長 芹澤 和代

社会福祉協議会とは

地域の住民やボランティア、福祉・保健等の関係者、行政機関の協力を得て福祉のまちづくりをめざす民間の組織です。

社会福祉協議会の基本的な性格

1.構成
地域住民、社会福祉や保健・医療、教育などの関連分野の関係者、地域社会を形成する他のさまざまな専門家・団体・機関によって構成されています。
2.目的
地域が抱えているさまざまな福祉課題を地域全体の課題としてとらえ、みんなで考え、話し合い、協力して解決を図ることを目的としています。そしてその活動を通して、心ふれあう「福祉のまちづくり」をめざしています。
3.事業
住民の福祉活動の場づくり、仲間づくりなどの援助や、社会福祉に関わる公私の関係者・団体・機関の連携をすすめたり、具体的な福祉サービスの企画や実施を行ないます。
4.組織
市区町村、都道府県・指定都市、全国を結ぶ公共性と自主性を有する民間組織です。

社会福祉協議会のめざすもの

住民一人ひとりの福祉ニーズに対応しみんなが安心して暮らせるまちづくりの実現をめざします。

社会福祉協議会活動の6つの原則

①住民ニーズ基本の原則

⚫ 社協の活動・事業の原点は一人ひとりの住民のニーズであり、多様な方法で把握し、それに基づく活動を進めます。

②住民活動基盤の原則

⚫ 社協は、住民の思いや、主体的な取り組みを基盤として活動・事業を進めます。
⚫ 活動・事業を実施する際は、常に住民同士、住民と地域の関係者のつながりや支え合い、参加の機会を育むことを支援します。

③個別支援と地域づくりの一体的展開の原則

⚫ 一人ひとりのニーズに基づく相談・生活支援等の個別支援と、住民や地域の関係者が主体的に参画する地域づくりを連動・循環させながら展開します。

④民間性の原則

⚫ 民間組織として開拓性・即応性・柔軟性を発揮し、既存の制度にとらわれず、柔軟にニーズに対応するとともに、必要に応じて既存サービスの改善や新たな社会資源の開発、民間財源の確保に計画的に取り組みます。

⑤連携・協働の原則

⚫ 多様な地域生活課題を受け止め、対応するとともに、住民や地域の関係者による主体的な活動を推進するため、福祉関係のみならず、医療、保健、就労、住まい、司法、産業、教育、権利擁護、多文化共生、防犯、防災など多分野の関係者と連携・協働します。
⚫ 住民の福祉の増進を図ることを基本とする行政とのパートナーシップを構築し、役割分担に基づき、協働して活動・事業を展開します。

⑥専門性の原則

⚫ 住民や地域の関係者との協働促進に関する経験知と信頼、幅広いネットワークを基盤として地域福祉推進の専門性を発揮します。
⚫ 上記を実現するため、コミュニティソーシャルワークやコミュニティワーク、ケアワーク等の専門性の維持・向上に取り組むとともに、組織的な人材育成を図ります。

社会福祉協議会の機能

社会福祉協議会には、さまざまな福祉課題解決の機能が蓄積されています

社会福祉協議会の10つの機能

 1 住民や地域の関係者による福祉活動、ボランティア・市民活動の推進
   ⚫ 地域福祉や地域生活課題への理解と関心を高め、住民や地域の関係者の福祉活動、ボランティア・市民活動を推進します。
   ⚫ 住民や地域の関係者の「誰かの役に立ちたい」「安心して暮らせる地域をつくりたい」という声を受け止め、誰もが活動に参加できるよう支援します。

 2 組織化、連絡調整
   ⚫ 住民や当事者、地域の関係者が対話や協議をする場をつくるとともに、協働による取り組みを促進するなど組織化を図ります。
   ⚫ 地域生活課題の解決や包摂的で持続可能な地域づくりのため、多様な主体間の連絡調整(コーディネート)を行います。
   ⚫ 社会福祉法人等と連携・協働し、地域における公益的な取組の推進などにより、地域生活課題の解決を図ります。

 3 福祉活動・事業の企画・実施、支援
   ⚫ 住民のニーズや地域の社会資源、福祉活動・事業の状況を幅広く捉え、制度の枠内にとどまらない福祉活動・事業を企画し、実施します。また、多様な主体が行う福祉活動・事業への支援や連携を通じて、その量と質の充実を図ります。
   ⚫ 地域において欠かすことのできない介護サービス・障害福祉サービス等を地域の実情に応じて実施するほか、行政や地域の関係者と連携し、サービス提供体制の維持を図ります。

 4 相談支援
   ⚫ 住民や地域の関係者との多様なネットワークを活かし、地域生活課題を発見・把握し、早期対応を図ります。
   ⚫ さまざまな相談を受け止め、各種支援機関、住民や地域の関係者による支え合いや福祉活動と連携を図り、課題解決や継続的な支援を行います。

 5  権利擁護
   ⚫ 権利擁護に関する住民や地域の関係者の理解を促進し、意識の向上を図ります。
   ⚫ その人らしい生活を送ることができるよう意思決定支援を行い、権利侵害の防止や、権利侵害からの回復支援を住民や地域の関係者と連携して行います。
   ⚫ 行政と連携して司法を含む地域の関係者とのネットワークを構築し、総合的な権利擁護を推進します。

 6 調査・研究、計画、ソーシャルアクションの実施
   ⚫ 住民のニーズに基づく地域福祉の推進に向けて、各種調査を行うとともに、実践に基づく研究を進めます。
   ⚫ 地域福祉計画等の行政計画の策定・推進に参画するほか、住民や地域の関係者とともに地域福祉活動計画等を策定するなど、地域福祉を構想し、計画的に推進します。
   ⚫ 新しい制度や社会資源の創設・改善が必要な場合、住民や地域の関係者と対話と協議を重ね、機運を高めながらソーシャルアクションを行います。

 7 福祉教育の推進
   ⚫ すべての人がかけがえのない存在として尊ばれ、差別や排除されたりすることなく、社会生活のなかでともに支え合い、一人ひとりが生きる喜びを感じることができる「共に生きる力」を育む福祉教育を推進します。
   ⚫ 住民や地域の関係者が地域生活課題に関心を持ち、考え、行動する主体形成を進めるため、体験や交流、ボランティア活動などを通じた学びの場を提供します。
   ⚫ 住民や地域の関係者の地域福祉への理解と関心を広げ、参加を促進するための広報・啓発活動を行います。

 8 地域福祉を支える活動者・従事者の育成と協働の促進
   ⚫ 住民や地域の関係者が学び合い、つながる機会を提供することを通じて、ボランティアや地域福祉の活動者を育成します。
   ⚫ 地域の関係者と連携し、福祉サービスを支える福祉従事者の育成や資質向上を図ります。
   ⚫ 対話や実践を通じて、地域福祉の活動者と従事者が相互に理解し、協働する力を育みます。

 9 災害時等の支援
   ⚫ 住民や地域の関係者とのネットワークを活かし、平時から福祉と防災の連携を図り、災害ボランティアセンター・地域支え合いセンター等の運営により、災害発生時から復旧・復興期までの中長期的な被災者の自立・生活再建、地域の復興支援を行います。
   ⚫ 行政や関係機関と協議し、協定等により発災時の対応やそれぞれの役割をあらかじめ明確化するとともに、社協が役割を果たせるようBCP(事業継続計画)を作成します。

 10 地域福祉の財源確保および助成の実施
   ⚫ 地域福祉の推進のため、公的財源や民間財源の確保および情報収集・提供を行うとともに、必要に応じて地域福祉活動等に対する助成を行います。
   ⚫ 共同募金の役割や助成の効果、重要性について積極的に住民に周知し、住民主体の地域福祉実践として共同募金運動および歳末たすけあい運動を推進することで、住民の助け合い等の多様な活動を財政面から支えるとともに、寄付文化の醸成を図ります。

長泉町社会福祉協議会の概要

名  称  社会福祉法人 長泉町社会福祉協議会
所 在 地  〒411-0943 静岡県駿東郡長泉町下土狩967-2 TEL:055-988-3920
設立認可  昭和56(1981)年12月 4日
設立登記  昭和57(1982)年 1月26日
役員 理事11名(会長1名、副会長2名) 監事 3名 評議員15名

長泉町社会福祉協議会の財政

社協会費

「住み慣れた地域で、家族や友人と暮らしたい」これは多くの人が願うところです。こうした願いをかなえるためには、公的な福祉サービスが充実していることと併せて、地域の支え合い活動が必要です。
「誰もが安心してくらせる長泉町」を実現するために社会福祉に理解と関心をもって社協活動を支える会員を募集しています。

会員の種類及び会費区分
一般会員 本町に住所を有する世帯主
会費(年額)
1世帯:300円
支払い方法
自治会にて取りまとめをお願いしています。
特別会員 次のいずれかに該当する者
ア:公私社会福祉関係団体並びに福祉事業施設の代表者
イ:その他社会福祉に協力する法人又は個人

会費(年額)
1口:1,000円
支払い方法
窓口又は自治会にて取りまとめをお願いしています。

寄付金

町民や企業の皆様から寄せられる善意の寄付金は、寄付者の趣旨に添うよう本会が実施している福祉事業の活動費として活用されています。

県補助金

ふれあい交流体験事業、在宅福祉サービス推進事業など県の指定を受けた事業には県から補助金が交付されています。

町補助金

本会は、長泉町と協同して社会福祉事業を実施しており、社会福祉法人の助成に関する条例等に基づき、運営費等の補助金が交付されています。

共同募金助成金

町内各世帯に働きかける世帯募金、町内企業に働きかける法人募金、啓発活動として町内学校にて働きかける学校募金、さらには職域募金などの募金活動を行っています。
町民の皆様から寄せられた貴重な募金は、静岡県共同募金会へ送り、翌年の助成計画に基づいて、町内福祉施設や社会福祉協議会の事業等に助成されています。

介護保険収入

要介護・要支援と認定された人に対する居宅介護支援事業(ケアプラン作成)・指定通所介護事業(デイサービス)・指定訪問介護事業(ホームヘルパー派遣)等のサービスを提供して受ける利用料収入。各事業にかかる事業費・人件費等のすべてを介護保険収入でまかなっています。

障害福祉サービス収入

身体障害や知的障害のある方に対して施設サービス、ホームヘルプ、移動支援サービスを提供して受ける利用料収入。福祉サービスを利用する方が施設やホームヘルプサービス事業者を自ら選択し、サービスを利用します。

会員の募集

一般会員

本会は、住民主体による福祉のまちづくりのため社会福祉法人として設立され,ボランティアをはじめ、行政、町内で活動する地域福祉関係団体との協働により福祉事業を展開しております。

事業の実施にあたっては,町からの補助金や委託金等とともに,町内各世帯からお預かりする会費が貴重な財源として役立てられております。毎年度,町内各区自治会を通じてご依頼をさせていただいております。ぜひ,本会の運営や事業の趣旨にご賛同いただき,よろしくご協力のほどお願いいたします。

1世帯:300円(年額)

特別会員

町内各世帯からお寄せいただく一般会費とともに地域福祉関係者に対し「特別会員」の方に「特別会費」のご協力をお願いしております。趣旨をご理解いただき、ぜひとも多くの方々にご協力をいただきたくお願い申し上げます。

1口:1,000円(年額)

会費に関するQ&A